千葉県文化会館

千葉県文化会館は1967年に開館し、国内外の著名なアーティストのコンサートや舞台などが行われる大ホール、多目的に利用できる小ホールなどがあります。

建物の一番低いところに大ホールの舞台があり、舞台から段々に登っていくとホワイエに出ますが、これは山の持っていた地形を生かしています。

この地には、もともと千葉大学教育学部(千葉師範学校)がありましたが、1962年にキャンパスを移転し、その後、1965年に着工されました。

これまで、「日本建築学会賞」作品賞やBCS賞を受賞するなど、優れた建築物として高い評価を受けています。

千葉県文化会館のデザインや設計をしたのは、建築家の大高正人さん。ほかにも千葉県立中央図書館、千葉県立美術館などの建築をはじめ、都市設計家としても千葉ポートパークやみなとみらい21の開発に携わるなど、多くの実績を残しています。

聖賢堂

千葉県文化会館に隣接している「聖賢堂」。

現在は、会議室としてご利用いただいておりますが、千葉県文化会館の建設当初(昭和42年)にあわせて、結婚式場として建てられました。

建物に入ると8人の肖像画が掲示されています。

この肖像画は、郷土の輩出した多くの聖賢偉人のうち、8人の聖賢人の功績を偲び、その偉容に接し、あわせて結婚式場として、新生活の出発を意義あらしめようとして、この建物の入り口に掲示されました。

聖賢人にちなんでこの建物は「聖賢堂」と名付けられました。

昭和61年に結婚式場としての役割を終えましたが、19年間で7,670組のカップルを送り出しました。

肖像画

千葉 常胤(千葉城城主)

日   蓮(日蓮宗開祖)

伊能 忠敬(日本地図創作者)

大原 幽学(農政学者)

醍醐新兵衛(鯨漁の創始者)

佐藤 泰然(蘭学者、順天堂病院創設者)

柴原  和(初代千葉県知事)

伊藤左千夫(歌人)

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