千葉県少年少女オーケストラプロフィール
Profile

第23回定期演奏会

1996年に佐治薫子氏を音楽監督に迎え、都道府県レベルでは全国初の少年少女によるオーケストラとして結成され、26年目を迎えた。団員は10歳から20歳までの160名で「よい音で、よい演奏を」をモットーに、土曜・日曜を利用して、県内各地から千葉県文化会館に集まり練習に励んでいる。

演奏活動は定期演奏会、地域演奏会や招待演奏など、県内外で数多く行っているほか、海外での公演も多く、これまでに米国、韓国、ドイツ、ブルガリアで演奏会を行い、好評を博した。また、「にんげんドキュメント」や「どれみふぁワンダーランド」、「題名のない音楽会」などテレビ番組にも多数出演。2009年、これまでの活動が評価され、団体としては初めて「文化の日千葉県功労者表彰の文化功労」を受賞。

最近の活動としては、2016年、結成20周年記念の第20回定期演奏会にて、下野竜也氏の指揮、東京オペラシンガーズの合唱、ベテランのソリストを迎えて、ベートーベンの「交響曲第9番『合唱付き』」を演奏し、節目の年の最後を華やかに飾った。また、2017年の第21回定期演奏会では、井上道義氏の指揮でベートーベンの「交響曲第4番」を演奏、この4番をもってベートーベンの交響曲全9曲の演奏を果たした。2018年の第22回定期演奏会では下野竜也氏の指揮でブルックナーの「交響曲第4番『ロマンティック』」を演奏、8月にはドイツのトーンハレ・デュッセルドルフ・ユースオーケストラと交流演奏会を行った。2019年3月には1週間に3公演のスケジュールで、東京公演、題名のない音楽会の公開録画、第23回定期演奏会を、井上道義氏の指揮、小曽根真氏のピアノで行った。特に、東京公演では、 秋篠宮眞子内親王殿下(現・小室眞子氏)並びに秋篠宮佳子内親王殿下の御臨席を賜り、サントリーホールにおいて初めての単独公演を行い、益々充実した活動を続けている。

これまでに、指揮者として、故・石丸寛氏、現田茂夫氏、井上道義氏、故・宮川泰氏、クリスティアン・アルミンク氏、ピーター・ブライドル氏、故・冨田勲氏、山下一史氏、山田和樹氏、角田鋼亮氏、宮川彬良氏、川瀬賢太郎氏、佐渡裕氏、ジェームズ・デムスター氏、金聖響氏、大井剛史氏、青島広志氏、下野竜也氏、チョン・ミン氏、飯森範親氏、田中祐子氏、ソリストとして、小曽根真氏(ピアノ)、長島達也氏(ピアノ)、マルタ・アルゲリッチ氏(ピアノ)、河村尚子氏(ピアノ)、菊池洋子氏(ピアノ)、漆原朝子氏 (バイオリン)、湯本亜美氏(バイオリン)、古澤巌氏(バイオリン)、成田達輝氏(バイオリン)、マリオ・ブルネロ氏(チェロ)、川井真由美氏(チェロ)、エディクソン・ルイス氏(コントラバス)、川井夏香氏(クラリネット)、木川博史氏(ホルン)、吉永雅人氏(ホルン)、パーチョ・フローレス氏(トランペット)、村治佳織氏(ギター)、神奈川フィル合唱団(合唱)、東京オペラシンガーズ(合唱)、声楽家の福島明也氏(バス)、間瀬田紗代氏(ソプラノ)、永﨑京子氏(ソプラノ)、澤畑恵美氏(ソプラノ)、竹本節子氏(メゾソプラノ)、田中誠氏(テノール)、並河寿美氏(ソプラノ)、谷口睦美氏(アルト)、福井敬氏(テノール)、佐々木典子氏(ソプラノ)、寺谷千枝子氏(メゾソプラノ)、吉田浩之氏(テノール)、ほか、素晴らしい方々においでいただき、質の高い演奏活動を続けている。