西野 薫

声楽家(ソプラノ)

第9回若い芽のαコンサート出演(平成7年度)
県民合唱団による演奏会「モーツァルト/レクイエム」ソプラノソリスト出演(平成9年度)
県民合唱団による演奏会「ドヴォルザーク/スタバト・マーテル」ソプラノソリスト出演(平成16年度)

【受賞暦】
東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了後、イタリアへ留学。
1994年モーツァルト日本音楽コンクール第1位、日本声楽コンクール第2位及び田中路子
賞を受賞。1996年、奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。
読売新人演奏会に出演、NHK新人オーディション合格。
市川市市民文化奨励賞授賞。

【活動内容】
●オペラ
芸大在学中から天性の美声と音楽性は際立っており、浅草オペラ『こうもり』のアデーレに抜擢され、新人とは思えない演技と歌唱力を絶賛される。続いて芸大 100周年特別記念公演『オルフェオ』アモーレにも抜擢される。1995年二期会公演『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、1996年二期会公演『コシ・ファン・トゥッテ』デスピーナといずれも舞台に欠かせない人材と印象づけた。その後も1998年二期会『シンデレラ』クロリンダ、12月新国立劇場公演『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、東京藝術大学新奏楽堂オープニング記念公演『魔笛』パパゲーナと立て続けに出演し、充実した演技と歌唱で舞台を盛り上げた。他に『カルメン』ミカエラ、『椿姫』ヴィオレッタ、『電話』ルーシー、『奥様女中』セルピーナ、『夢遊病の女』アミーナ、『リゴレット』ジルダ、『魔笛』パミーナ、『愛の妙薬』アディーナなどレパートリーは幅広い。
2011年12月、2012年3月、アンサンブル金沢の定期公演にてオペラ「ヘンゼルとグレーテル」に出演。
2012年夏、芥川龍之介作の新作オペラ「地獄変」に娘役で出演。

●コンサート・録音
東フィル午後のコンサートに出演の他、マーラーの「交響曲第4番」、モーツァルトやフォーレやブラームスやドヴォルザークの「レクイエム」、「第九」、「グロリア」、「カルミナ・ブラーナ」、「戴冠ミサ」「ハ短調ミサ」「天地創造」「メサイヤ」「真夏の夜の夢」等、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー、東京フィルハーモニー、九州交響楽団、アンサンブル金沢、名古屋フィルハーモニー交響楽団、ニューフィルハーモニー千葉、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー、ハンガリーフィル、チェコフィル等と共演しいずれも高評を博す。ヨハン・シュトラウス世界大会では大町陽一郎指揮のもと「春の声」、「村ツバメ」などコロラトゥーラを駆使した曲を歌い絶賛される。ジュネーブ国際コンクールにて歌唱を評価されスイスのビールにて「ヴェルディのアリアの夕べ」に出演。またドイツ・ボン迎賓館にてリサイタルに出演。チェコフィルと共演した「ある晴れた日に」他数曲が、アニメ映画『Memories』のサウンドトラックに入っている。九州交響楽団のニューイヤーコンサートで九州全県ツアーを数多く行う。ニューフィルハーモニー千葉のニューイヤーコンサートも同じく数多く出演。NHK・FMコンサート、TVのCM、、TV番組、コンサート等、日本歌曲も含む幅広いレパートリーをいかして活躍している。築地本願寺本堂にてコンサートも行う。CD「歌・薫る」夕焼け小焼け あの町この町など収録。CD「いのち輝け」では金子みすずの歌や千の風などを収録、発売中。

【現在の役職】
二期会会員。
NPOムジカ・フレスカ理事。
ケイ・アーツ・オフィス代表として若手声楽家の歌う場の創出などにも力を注いでいる。市川市文化振興財団の「新人演奏家コンクール」の審査員。クオーレドオペラ実行委員。

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