髙木 竜馬

クラシック・ピアノ

第20回若い芽のαコンサート出演(平成18年度)

1992年千葉市生まれ、2歳よりピアノを始め、7歳より故エレーナ・アシュケナージ女史に師事。16歳より故中村紘子、ミヒャエル・クリスト各氏に、22歳よりボリス・ペトルシャンスキー氏に師事する。渋谷幕張高校在学中に、ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に合格。大学院を最優秀の成績で卒業し、現在、同大ポストグラデュエート課程1年に在学。ミヒャエル・クリスト氏よりドイツ奏法を学ぶ。室内楽をマインハルト・プリンツ氏に師事。高名なピアニストである故パウル・バドゥラ=スコダ氏に愛され、自宅レッスンに通い、ウィーン奏法の神髄に触れる。現在、かのゲインリッヒ・ネイガウス最後の高弟として、世界的に著名な名伯楽ボリス・ペトルシャンスキー氏の招聘を受け、イタリアの名門イモラ国際ピアノアカデミーに入学。開校30年の歴史で6人目の『マイスター』の称号を得て卒業し、現在は同大ポストグラデュエート課程で、ロシア奏法の本流ネイガウス楽派の更なる研鑽を重ねる。

これまでに、奥田操、M.アルゲリッチ、A.ヴァルディ、A.セメツキー、S.エーデルマン、T.ゼリクマン、D.タイ・ソン、A.ナセドキン、D.ヨッフェ、A.ヒューイット、A.ヤシンスキー、N.フィッシャー、V.トロップ、S.ハフ、S.ドレンスキー、A.ピサレフ、P.ネルセシアン、O.ヤブロンスカヤ、E.ポブウォツカ、G.ツィッターバルト(古楽器)、R.ブラウティハム(古楽器)各氏等から薫陶を受ける。音楽学を三ツ石潤司氏に師事。指揮法は、小澤征爾氏からレッスンを受け、現在、湯浅勇治氏に師事し、同氏のセミナー等で指揮伴奏助手を務める。

第1回日本チャイコフスキーコンクール、モスクワ第2回ネイガウスフェスティバル、第15回国際ピアノコンペティション “ローマ2004”、キエフ第6回ホロヴィッツ国際ピアノコンクール、第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクール、第38回エレーナ・ロンブロ-シュテパノウコンクール、第26回ローマ国際ピアノコンクール、Dr.ヨーゼフ・ディヒラーコンクールで各々優勝。
一昨年9月には、第16回エドヴァルド・グリーグ国際ピアノコンクールにて優勝及び聴衆賞を受賞し、一躍世界的に脚光を浴びる。その後、東京フィルハーモニー交響楽団 東京オペラシティ 第126回定期公演、千葉市定期演奏会では小林研一郎氏指揮・東フィル、渋谷オーチャードホールに於いては尾高忠明氏の指揮で、全公演満席のもと大喝采を得る。ベルゲン・トロルハウゲンでの《ピアニスト・オブ・ザ・ウィーク》に出演し、一週間に亘り30回の演奏会行ない現地紙を賑わす。ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ハノーファー・西ドイツ放送協会ホール、デュッセルドルフ・シューマンホール、ウィーン楽友協会ホールでのリサイタルや、エイヴィン・グルベルグ=イェンセン氏指揮・オスロフィルハーモニー管弦楽団、ハンス・グラーフ氏指揮・クリスチャンサン交響楽団との共演など、日本及びノルウェーを始め、ヨーロッパ各地で著名ホールでのリサイタルに出演、主要オーケストラとの共演を果たす。

日本、ロシア、ウクライナ、アメリカ、イングランド、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、チェコ、サンマリノ、イタリア、フランス、ノルウェーなど世界各地の主要ホールで演奏。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートでつとに有名なウィーン楽友協会大ホール(黄金のホール)を初め、モスクワ音楽院大ホール、ローマヴァッレ歌劇場、 ヤロスラブリハーモニアホール、ウクライナ国立フィルハーモニアホール、キエフ国立オペラ座、モスクワクレムリン宮殿、ミュンヘンガスタイクホール、ウィーンコンツェルトハウス、シェーンブルン宮殿、ローマキリノ劇場、グリーグ博物館ホール、グリーグホール、ウィーンコーブルク宮殿等々、著名なホールで演奏する。日本では、みなとみらい大ホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、新国立劇場、紀尾井ホール、千葉京葉銀行文化プラザ、千葉県文化会館大ホール、 東京オペラシティコンサートホール、千葉市民会館、水戸佐川文庫、大阪フェニックスホール、カワイ表参道パウゼ、東京文化会館小ホール、サントリーホール大ホール、軽井沢大賀ホール、前橋市民会館、草津音楽の森国際コンサートホール等で演奏。現在は、日本とウィーンを拠点に広範な演奏活動を続ける。

ロシアヤロスラブリ交響楽団、ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、ノヴァ・アマデウス室内交響楽団、オスロフィルハーモニー管弦楽団、ベルゲンフィルハーモニー管弦楽団、クリスチャンサン交響楽団、トロンハイムソロイスツ、千葉交響楽団、東京交響楽団、群馬交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等のオーケストラと、小林研一郎、尾高忠明初め、アンドレア・バッティストーニ、ムラド・アナマメドフ、シュテファン・ヴラダー、ニコラ・サマレ、エドワード・ガードナー、エイヴィン・グルベルグ=イェンセン、ハンス・グラーフ、飯森範親、現田茂夫、伊藤翔、中田延亮、柴田真郁、各氏等の指揮で共演。

TV『題名のない音楽会21』『〈東京の夏〉音楽祭』『スタンドアップ!クラシックフェスティバル2018』『春日大社御創建1250年奉祝、TVアニメ「ピアノの森」ピアノコンサート』『富士山河口湖音楽祭』『仙台クラシックフェスティバル』等々に出演。演奏の模様は、『らららクラシック』、『オーストリア国営ラジオ』『BSジャパン』、NHK-FM『リサイタルノヴァ』『ベストオブクラシック』『ブラボー!オーケストラ』『眠れない貴女へ』等々にて放送される。NHK総合テレビ『ピアノの森』では、雨宮修平のメインピアニスト役で出演し大好評を博す。 (公財) 江副記念リクルート財団 第35回奨学生。

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